清水クーコ

清水クーコ(しみずクーコ 本名:親谷邦子 1952年9月10日生)
 [タレント]



 東京都出身。1970年に4人組のアイドルグループ「ザ・シュークリーム」のメンバーとしてデビュー。他のメンバーには、ホーン・ユキ(ユキ)、北原由紀(イッコ)、甲山暁美(ノロ)がいた。1973年に解散。1974年、クーコとエンジェルスを結成する。明るいキャラクター、特徴的な小麦色の肌と恵まれたプロポーションで人気を得る。

 1976年、あのねのねの清水國明と結婚したが、6年後に離婚(子なし)。その後も國明とは良き友人関係を続けたが、タレント活動の後、1988年あのねのね事務所をやめ、イギリスで生活する。1990年2月末、ビザの書き換えのため一時帰国した際に、体調不良で検査を受け癌が発覚、余命半年と宣告された。1991年3月27日、子宮頚癌により38歳の若さで死去。葬儀の喪主は清水國明が務めた。

 クーコは癌の告知後「寝るのが怖い」といって病室の電灯を点け、夜が明けて周囲の物音を確認してから眠りについた。その反面、他の患者たちを明るく励まし続け、みんなから「癌病棟のマリア」と呼ばれていたという。

 1991年3月27日死去(享年38)