ヴィットリオ・ヤーノ

ヴィットリオ・ヤーノ(Vittorio Jano 1891年4月22日生)
 [イタリア・自動車設計者]



 ピエモンテ州サン・ジョルジョ・カナヴェーゼ出身で、ハンガリー人の移民の家系。1920年代から1950年代にかけ、イタリアを代表する自動車メーカー各社を移籍しつつ、多くの高性能レーシングカー、スポーツカーを開発したエンジニアとして知られる。

 引退した最晩年は、自らの開発した過去の名車に関わるイベントにも多くゲストとして招かれていたが、1965年に息子を亡くすと体調を崩し、同年、トリノの自宅で拳銃自殺した。長引いた気管支炎をがんと思いこみ、悲観したことが原因であったという。

 1965年3月13日死去(享年63)