ギター・スリム

ギター・スリム (Guitar Slim 本名:エディー・リー・ジョーンズ 1926年12月10日生)
 [アメリカ・歌手/ギタリスト]



 ミシシッピ州グリーンウッド生まれ。1949年にニューオーリンズに移住しピアニストのヒューイ・スミスと活動するようになった。1951年にインペリアル、続く1952年にJ-Bからレコードをリリースしたのち、1953年にスペシャルティと契約する。同年、彼の代表曲となった「Things That I Used to Do」をリリースするが、これがR&Bチャート第1位を記録するヒットとなった。

 1956年にはアトコと契約、レコーディングを続けるものの、飲酒などが原因で徐々に体調を崩しスペシャルティの頃の勢いは既に失われつつあった。

 1958年までレコーディングを続け、1959年に公演先のニューヨークで肺炎のため32歳で死去した。

 彼の音楽をひと言で表現するならば、豪快という言葉が相応しい。プレイも去ることながら、当時のステージもカラフルなスーツを着込み、ギターに長いコードをつないで練り歩くなど派手なものだった。彼の影響は、没後も数多くのプレイヤーに受け継がれている。

 1959年2月7日死去(享年32)