ジェフ・ポーカロ

ジェフ・トーマス・ポーカロ(Jeffrey Thomas Porcaro 1954年4月1日生)
 [アメリカ・ドラマー]



 コネチカット州ハートフォード出身のイタリア系アメリカ人。父はジャズ・ドラマー、パーカッション奏者として著名なジョー・ポーカロ。7歳から父の教えでドラムを習い、10代の頃からセッション・ミュージシャンとして活動を始める。活動初期にスティーリー・ダンのツアーとレコーディングに参加したのをきっかけに注目を浴び、幅広い演奏スタイルでその実力を認められ、一躍売れっ子ドラマーとなった。参加したレコードは枚挙にいとまがない。そのため、日本人歌手の作品の幾つかでも、彼の仕事をジャンルを問わず聴くことが出来る。

 1978年、共に売れっ子セッション・ミュージシャンとして活躍していたスティーヴ・ルカサー、デビッド・ペイチ、弟のスティーブらとTOTOを結成。TOTOの商業的な大成功により、ポーカロはその名声を一層高めた。

 1992年8月5日、自宅の庭で殺虫剤を散布中にアレルギーで心臓発作を起こし、急死。死因については諸説あり、麻薬中毒が原因なのではないかという説もある。

 1992年8月5日死去(享年38)