クラウディア・ハイル

クラウディア・ハイル(Claudia Heill 1982年1月24日生)
 [オーストリア・柔道家]



 ウィーン出身。彼女は、2004年アテネオリンピック柔道女子63kg級で銀メダルを獲得した。女子63キロ級の選手として活躍したハイルは、オリンピックに連続2回出場している。初出場のアテネオリンピックでは、決勝まで勝ち進んだものの、日本代表の谷本歩実に敗れ、銀メダルを獲得する結果になった。続く2008年の北京オリンピックでは5位という結果に終わり、次の年に現役から退いている。

 引退後は、ジュニア柔道家たちの育成に携わっていたが、2011年3月31日にウィーン市内で建物の6階から転落死した。死の原因については自殺とみられているが、自殺した理由が判明していないため事故死の可能性も否定できない。

 2011年3月31日死去(享年29)