保倉幸恵

保倉幸恵(やすくらさちえ 1953年4月5日生)
 [モデル/女優]



 東京都生まれ。1960年代から1970年代初頭にかけて『週刊マーガレット』『女学生の友』『少女フレンド』等の少女雑誌や、『週刊朝日』において人気カヴァーガールを務める。1972年の市川森一脚本、永島慎二原作のNHKドラマ『黄色い涙』のマドンナ役で女優デビュー。

 女優としても活躍し仕事も順調に見えた矢先の1975年7月8日、自宅に近い大田区の袴線橋から、久里浜発東京行きの横須賀線に飛び込んだ。身元を確認するものをいっさい携帯していなかったことや、列車による軋轢のため顔面が破損されていたことから、警察では身許が確かめられずに身許不明のまま火葬にしたという。

 当時、ノイローゼで通院中だったと言われている。また、妊娠の兆候があったとも言われている。ドラマで共演した某俳優に強姦されたとの噂も存在するが、自殺原因は謎のままである。

 1975年7月8日死去(享年22)