ジュディス・バーシ

ジュディス・エヴァ・バーシ(Judith Eva Barsi 1978年6月6日生)
 [アメリカ・女優]



 ハンガリー動乱からアメリカ合衆国に逃げてきたハンガリー移民を両親として生まれた。母のマリアは女優を志していたが、後にその夢を娘に託した。ジュディスは5歳のときスケートリンクでスカウトされたが、3歳といっても通用する容姿だったという。ジュディスは70本以上のコマーシャルに出演し、間もなく映画に出演するようになった。

 娘が有名になるにつれて、アルコール依存症だった父親は職業としていた配管工を解雇され、口汚く嫉妬深くなり被害妄想を募らせるようになった。1988年7月25日、ジュディスは眠っている間、父親によって射殺された。銃声を聞いた母親は、ジュディスの安否を確認するために駆け付けたが、母親もまた彼によって射殺された。彼は遺体を3日間そのままにした後、遺体にガソリンをかけ、家に火をつけたそのあと、彼はガレージに行き、自分の頭を銃で撃った。

 母子の遺体はフォレスト・ローン・セメタリーに収容されることとなった。2004年、バーシのファンによって、墓石を立てるための基金が設立された。

 1988年7月25日死去(享年10)