横山崇(よこやまたかし 1971年12月31日生)
[レーシングドライバー]
横山は直ちにサーキット内にある医務室に運ばれたものの、脳幹挫創および全身打撲のため、帰らぬ人となった。
のちに遺族が富士スピードウェイに対し、「黄旗及び信号が見づらい構造だったことから結果として事故が発生した」との他ドライバーからの証言などを元に、民事訴訟(損害賠償請求訴訟)を起こしたが、原告敗訴(事実上の和解勧告)に終わっている。
なおこの富士スピードウェイでの信号の見難さに関しては、翌年1998年5月の全日本GT選手権第2戦で発生した太田哲也選手の事故でも指摘されていた。この事が富士スピードウェイの改修に反映されている。
一部スポーツ新聞では、マシンから投げ出されて横たわる横山の写真を掲載し、レースでの事故を見せしめの様に扱っているとしてレース関係者やファンから非難の声が上がった。
1997年10月19日死去(享年25)