スーザン・ピータース

スーザン・ピータース(Susan Peters 1921年7月3日生)
 [アメリカ・女優]



 ワシントン州スポケーン出身。1941年、映画『群衆』に端役として出演。1942年、マーヴィン・ルロイ監督の名作『心の旅路』でアカデミー助演女優賞候補になる好演で、将来を期待される女優となった。

 1943年11月7日、前年にS・シルヴァン・サイモン監督の『ティッシュ』で共演した1歳上の俳優リチャード・クワインと結婚したが、1945年1月1日、狩猟中に銃が暴発する事故が起こり、スーザンは脊髄損傷により両下肢が麻痺し、車椅子の生活を強いられた。1946年、ティモシー・リチャード・クワインを養子にしたが、1948年9月に離婚した。

 スーザンは障害を抱えながらも女優業を続け、ラジオ界にも進出したが、事故の後遺症の痛みに苦しみ、うつ病、さらに腎臓病と肺炎から神経性無食欲症となり、1952年10月23日に31歳の短い生涯を終えた。

 1952年10月23日死去(享年31)