高野悦子

高野悦子(たかのえつこ 1949年1月2日生)
 [大学生]



 栃木県出身。4歳の頃、先天性心臓弁膜症と診断され、激しい運動を制限される。栃木県立宇都宮女子高等学校を卒業後、立命館大学文学部史学科日本史専攻に入学する。登山に興味を持ち、ワンダーフォーゲル部に入部していた。

 3回生であった1969年6月24日、二条駅~花園駅間の山陰本線の貨物列車に飛び込み、鉄道自殺を遂げた。

 死後、20歳の誕生日から自殺にいたるまでの内面の葛藤を綴った日記が父親の手によって纏められ、新潮社から『二十歳の原点』というタイトルで出版され、広く読まれた。1973年には映画化もされた。

 1969年6月24日死去(享年20)