大井栄治

大井栄治(おおいえいじ 1960年生)
 [競輪選手]



 日本競輪選手会奈良支部に在籍。実父・大井清(期前)、次弟・大井健司(54期)、末弟・大井啓世(58期)も競輪選手。もっとも、高校時代は野球を行っていた。報徳学園高等学校野球部時代は、外野手で4番打者を務めた。しかし自身の中では、この先野球では先が見えているという考えがあったことから、父・清に倣い、競輪選手への道を志すことになったが、日本競輪学校第43期を受験するも失敗。2度目の受験となる同校44期に合格した。

 先行を主体とした競走で、1981年の全日本新人王戦では決勝(9着)へと駒を進め、1981年のオールスター競輪以降、1985年の全日本競輪王戦まで常時特別競輪(現在のGI)に参加。その矢先、白血病に襲われ、1987年5月8日、近畿大学医学部附属病院にて死去した。

 1987年5月8日死去(享年27)