ドニプロゼルジーンシク航空機空中衝突事故

ドニプロゼルジーンシク航空機空中衝突事故(1979年8月11日発生)
 [ウクライナのドニプロゼルジンクス上空で発生した航空機衝突事故である。この事故で、搭乗していたサッカーチームのFCパフタコール・タシュケントの選手・スタッフらが犠牲となった。]



 1979年8月11日に、ソ連(当時)国内線として運航されていたアエロフロート7880便と7628便の2機のツポレフTu-134が、ウクライナのドニプロゼルジンクス上空で空中交差する際、航空管制官の誤った指示により、雲の中で2機が空中衝突し墜落した。

 同一航空会社、同一機種の中型旅客機による空中衝突という前代未聞の事故となり、両機の乗員乗客計178人全員が死亡したが、搭乗していたウズベキスタンの首都タシュケントを本拠地とするサッカークラブ「FCパフタコール・タシュケント」のミハイル・アンウラジーミル・フョードルフを始めとする15人の選手と2人のスタッフの計17人が事故で亡くなる事態となった。