ズビグニェフ・ツィブルスキ

ズビグニェフ・ツィブルスキ(Zbigniew Cybulski 1927年11月3日生)
 [ポーランド・俳優]



 クニャジェ出身。第二次世界大戦中はレジスタンス運動に参加したが、戦後演劇学校に入学し、1953年に舞台デビューを飾る。翌年グダニスクで学生劇団「ゼム・ボム」を結成し、その演出や脚本、俳優もこなしたす。1954年には映画にも『世代』で進出し、劇団もプロの道に入った。1958年の映画『灰とダイヤモンド』では、マーチェクの役を演じ、ポーランドのジェームス・ディーンとも呼ばれた。その他、『夜行列車』(1959年)や『愛する』(1964年)にも出演、「ポーランド派」の代表的なスターとなった。レジスタンス運動の後遺症ではと言われた黒いサングラスを常用していた。

 1967年、ヴロツワフ駅で走りだした列車に飛び乗ろうとして失敗し、頭と胸に重傷を負い、搬送先の病院で亡くなった。

 1967年1月8日死去(享年39)