ノ・ジンギュ

ノ・ジンギュ(盧珍圭 1992年7月20日生)
 [韓国・スピードスケート選手]



 ノ・ジンギュは2010年の世界ジュニア選手権大会で総合優勝をした後、その年W杯4次大会で3冠王になるなど、韓国ショートトラックの期待の星として注目された。その後、2011年の1500mと3000mスーパーファイナルで世界新記録を出して世界選手権大会で個人総合優勝を手にするなど最高の活躍をみせた。

 しかし2013年9月に体に腫瘍があることが判明した。検査の結果、良性腫瘍という診断を受けて手術を先送りしたが、2014年1月、練習中に転倒し、肩と肘を骨折する大怪我を負い、治療する過程で腫瘍が悪性(骨肉腫)であると判明した。

 ノ・ジンギュはその後、抗がん剤治療を受けながら闘病していたが、2016年4月3日午後8時に23歳の若さで帰らぬ人となった。

 2016年4月3日死去(享年23)