ロバート・スミッソン

ロバート・スミッソン(Robert Smithson 1938年1月2日生)
 [アメリカ・美術家]



 ニュージャージー州パサイック生まれ。ニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグで絵画と素描を学ぶ。彼の作品は大きさが少しずつ異なる同形の立体を並べるもので、ミニマル・アートに属する仕事とされたが、1960年後半より石や砂を箱に詰める作品から発展して、ユタ州のグレートソルト湖の湖上に6500トンの岩、土砂、塩を使って渦巻を作るといったランド・アートに転じた。

 1973年7月20日、スミッソンはテキサス州での新しいランド・アートのプロジェクト『Amarillo Ramp』の予定地を調査していたときに、飛行機の墜落で死亡した。彼の早すぎる死や残る作品の少なさにもかかわらず、スミッソンの作品は現在も高く評価されている。

 1973年7月20日死去(享年35)