チョン・ダビン

チョン・ダビン(鄭多彬 本名:チョン・ヘソン 1980年3月4日生)
 [韓国・女優]



 ソウル出身。2000年の映画「燃ゆる月」でデビュー。2001年、MBCの青春ドラマ『ニュー・ノンストップ』に出演。2003年のMBCドラマ『屋根部屋のネコ』では主演を務め、2003年度MBC演技大賞の新人賞を受賞した。2004年、東国大学校演劇科随時試験に合格し、同大に入学。

 2007年2月10日午前、ソウル市江南区三成洞の男性の友人宅の浴室でタオルで首をつり、死亡した状態で発見された。その後の調査で警察は自殺の断定した。所属事務所との契約を廻るトラブルや仕事の減少などで悩んでいたとされる。なお、その前日の彼女自身のウェブサイトの日記には、「今この瞬間、主はわたしを振り返らせ、このような文を書かせました。…なぜ…そうなのか分かりませんが…少し前まで塊のようになっていた痛みと悲しみが今溶けていきます」と書かれていた。敬虔なキリスト教徒だった彼女はこの文を通じ、最後まで神が自分を救ってくれてありがたいと祈りを捧げていた。その突然の死は韓国芸能界に強い衝撃を与え、彼女の葬儀には多くの芸能人が弔問に訪れた。噂によれば高校時代にも自殺未遂があり、うつ病であったともいわれている。

 2007年2月10日死去(享年26)