オクサナ・コスティナ

オクサナ・コスティナ (Oxana Kostina 1972年4月15日生)
 [ロシア・新体操選手]



 モスクワ出身。1989年と1991年の世界新体操選手権にソ連の団体総合のメンバーとして出場し、2連覇に貢献した。ナショナルチームにオクサナ・スカルディーナ、アレクサンドラ・ティモシェンコという2大エースがいたため、個人での出場機会はなかなか与えてもらえず、1992年のバルセロナオリンピックも代表に選出されなかった。スカルディーナとティモシェンコが欠場した1992年11月の世界新体操選手権では、史上2人目となる個人5種目完全制覇を達成した。同大会直後に引退。

 その後、バルセロナ五輪近代五種競技の銅メダリストのエドゥアルド・ゼノフカと婚約。1993年2月11日、ゼノフカの運転する自動車に同乗していたが、トラックと正面衝突する事故で死亡した。その後の警察の調査では、事故当時、ゼノフカがかなり酔っていたことが明かされた。

 1993年2月11日死去(享年20)