ベリンダ・リー

ベリンダ・リー(Belinda Lee 1935年6月15日生)
 [イギリス・女優]



 王立演劇学校(RADA)で演技を学び、演技のキャリアを舞台でスタートさせた。ブロンドの髪、官能的で均整の取れた肢体により、1950年代半ばにピンナップガールとして人気を誇った。1954年にランク・オーガニゼイション社と契約し、かなり幅広い役を与えられたが、控えめで善良な女の役では、実力のある女優であることを証明した。ベリンダは「セクシーなブロンド女優」としてダイアナ・ドースとその地位をしばしば比較された。

 その後、ヨーロッパ各国の映画にも出演していたが、1961年、映画『続・世界残酷物語』の撮影で恋人のグァルティエロ・ヤコペッティ監督に同伴していたが、カリフォルニア州サンバーナーディーノで自動車事故に遭い、25歳の若さで亡くなった。2011年にヤコペッティが死去した際には、その遺体はベリンダの墓の隣に埋葬された。

 1961年3月12日死去(享年25)