デイブ・シモンズ(Dave Simmonds 1939年10月25日生)
[イギリス・オートバイレーサー]
ロンドン出身。1963年からマン島TTレースへの出場を始め、1967年からは本格的にロードレース世界選手権に参戦を開始する。レギュレーション変更(エンジンの気筒数やミッション数の制限)によって日本メーカーが次々とグランプリから撤退する中、唯一残ったカワサキのワークスマシンで1969年の125ccクラスタイトルを獲得した。これはカワサキにとっても初めての世界タイトルであった。
1972年、パリの近くのランジスでノンタイトルのレースに出場していたシモンズに悲劇が起こる。パドック内に駐車してあった仲間が所有するトレーラーで火災が発生、シモンズが助けに入ろうとしたところ、ガスボンベに引火したことによって発生した爆発に巻き込まれ死亡した。
1972年10月23日死去(享年32)