シリル・コラール(Cyril Collard 1957年12月19日生)
[フランス・映画監督/小説家]
パリ出身。大学で数学と物理を専攻。1979年に大学を中退し、小説・映画・音楽の世界に踏み込む。AIDS感染後、1989年に自分の体験に基づきAIDSウイルスに感染した同性愛の男性を主人公にした小説『Les
Nuits fauves』(邦題「野性の夜に」)を発表。さらに自ら監督、出演した同名の映画が1992年10月公開され、セザール賞最優秀作品賞を受賞、高い評価を得る。甘いマスクで歌手としても人気があった。他の小説に「やがて死すべき愛について」「野性の天使」。
1993年3月5日、AIDSの合併症のため、ベルサイユ郊外で死去した。
1993年3月5日死去(享年35)